【体験談】腕のリストカット痕を見た周囲の反応(1/3)【友達・知人編】

こんにちは。元リストカッターのヤミ子です。

過去7年間リストカットしていた私の「リストカット痕」を見た周囲の反応についてまとめてみました！友達・知人などの反応です！

リストカット痕のある人は参考程度に見て下さい！(^O^)

腕のリストカット痕を見た周囲の反応

①友人Aちゃんの反応

友人Aちゃんとは高校でクラスが一緒だったので仲良くなりました。

その子は本当に気さくで仲良くなってすぐくらいの時に「うちに遊びにおいで！」と誘われました。

私もその子ともっと仲良くなりたかったので、何回か遊びに行きました。家族の方も暖かく迎えてくれて、居心地がよかったです。

何回か遊びにいくうちに「今度は泊まりにおいで」と言われたので泊まりに行ったときに事件は起こりました。

 

そして初めて泊まりに行った日。２階の友人の部屋でくつろいでいたところ友人のお母さんが「お風呂沸いたよ」と声をかけに来てくれました。

私は何も考えず「私後でいいよ」というと、友人とお母さんは２人して「？？？？」という顔をしました。（あ～これは普通お客さんが先に入るでしょ！みたいなやつ？）と思っているとまさかの

友人Aちゃん「一緒に入らんの？」

と言われました…まじかよ。
友人の家に泊まりに行って一緒にお風呂に入るなんて経験なかったので、正直驚きました。

「恥ずかしいから嫌や！」と抗議しましたが、友人のお母さんが「うち家族多いしまとめて入って！」と言いながら私の背中を叩いて早く行くよう促したので、その流れのままAちゃんとお風呂に入ることになりました（Aちゃん家は６人家族なのでそんなに大家族でもない）

脱衣所で脱いでるときに、Aちゃんの視線が左腕に集中したのでその時初めてバレたのだと思います。
本当にまじまじと見られました…

しかしAちゃんはなにも言うこと無くさっさとお風呂に入って行きました。
傷のことには触れてこなかったです。

お風呂に入るとAちゃんはもう湯船に浸かっていました。Aちゃんが湯船に浸かると、（Aちゃんと密着しないと）私が入るスペースが無かったので、私は先にシャワーを浴びました。

Aちゃん宅は珍しく椅子が無かったので、立ってシャワーを浴びているとすごくAちゃんの視線を感じました…身の危険を感じました…

 

しばらく見つめた後Aちゃんは「ヤミ子ってさぁ…」
と言ったので（傷のことに触れてくるのかな…）と思いつつ返事をすると

「おっ○いでかない？ｗｗｗｗｗ触らしてｗｗｗｗｗｗ」

と言われました。本気で引きました。(笑)

結局その後もAちゃんから傷について触れてくることはなかったです。
それがAちゃんなりの優しさだったのかもしれません。

 

本当になんにも考えてない可能性のほうが高いですけどね（笑）

②バイト先で出会ったおじさんの反応

過去に１回だけ、見知らぬおじさんに暖かい言葉をかけてもらったことがありました。

その時はコンビニのバイトで、制服は半袖でした。田舎にあるコンビニだったのでお客さんの年齢層は高く、多くの人が世間話をして帰っていくようなところでした。

まだそのバイトに入りたての頃、いつも通り商品をレジに通していたらおじさんが「新人さん？」と声をかけてくれました。

私は人と話すことが好きなので（きたきた！）と思いながら「そうです！よろしくお願いします(｀･ω･´)！」と元気に返事をしたら「結構切ったねぇ」と腕をまじまじと見つめながら突然言われました。

結構ショックで、固まってしまったのですが次に、

• 「新人さんは辛いこといっぱい乗り越えてきたんやね」
• 「でも笑顔が素敵だからこれからは幸せになれるよ」

と言われ、嬉しくなりました！(´；ω；｀)

本当に精神的に辛くて、いっぱいいっぱいの時だったら、

• 「あんたに何がわかるねん！」
• 「笑顔が素敵やから幸せになれるんやったら世界中幸せな人で溢れかえっとるわ！」

と思うと思います（笑）

でもその時は高校生活も順調で、人生で初めての彼氏もできて、人間関係の良いバイト先だったので精神的に安定してました。なのでおじさんのかけてくれた言葉が自分の心に響きました。

バイト中もバイトが終わって帰ってからもおじさんの言葉を脳内で繰り返して一人でニヤニヤしてました(-∀-)（キモイ）

③とあるS先生の反応

私の中学時代の担任、S先生についてです。

私は学校の帰り道などもう知り合いと合わないだろうなぁ・・・と思ったら、夏は長袖を脱いで半袖になります。

その日もいつも通り半袖で帰っていたら、学校のS先生に偶然会い、二言くらい言葉を交わしてバイバイしました。
半袖でしたが、反射的にリュックと背中の間に腕を隠したし、S先生からは傷が見えていなかったと思います。

その後夏休みに入り、私は夏休みをフィーバーして先生のことをすっかり忘れていました（笑）
夏休み明け、学校で先生と会い夏休みどんな風に過ごしていたか等雑談をしていると話の流れで先生が、

• 「あのね、腕切ってるの？」
• 「夏休み入る前にばったり会った時、見えてしまって」
• 「ずっと心配してたんよ」

と言ってきました。ちょっと驚きましたが、その先生の事は信頼していましたし、「私はもうすっかり忘れていたのに先生は心配してくれてたんや・・・」と嬉しくなりました。

これは最近の話なのでもう新しい傷ができることは無く、病んでもないので
「今はもう落ち着いて、過去の経験になっています」と返すと、

• 「そうなんか。それなら良かった。あなたには自分で自分の病を治せる強さがあるね。」
• 「多分知らず知らずのうちに頑張りすぎてしまうんやと思うから、息抜きの仕方を覚えないとね！」
• 「またお話し聞かせてね」

と言ってくださいました・・・嬉かったです。
S先生は表情や雰囲気が柔らかくて、うまく言葉にできませんがS先生と話していると心がぽかぽかしました。

大体の人は「たまには息抜きしいや」とかいう言い方で、心配してくれるのはありがたいですがちょっと他人事な言い方だなと思っていました。

私にとって、「息抜き」とか「ストレス発散」は難しいです。
しかし、S先生は「息抜きの仕方を覚えていかないとね」「また話聞かせてね」と言ってくださって、「ちょっとしんどくなったら、先生に話を聞いてもらおうかなぁ」という気になりました。カウンセラーとしての経験があるので、やっぱり人の話を聞くのが上手です（笑）

そんな方が身近にいるということは幸せですね。

まだまだ書けますが、とりあえずこれくらいにしておきます！（＾◇＾）
少しでも参考になれば幸いです。